2010年2月8日月曜日

昨今を象徴する3大テーマについて



















おはようございます、今日は新聞休刊日の為
いつも読んでいる、日本経済新聞と読売新聞が両方ともきません
よって、前日より気になっていた記事を掲載してみました。
①協会けんぽ保険料率上限12%に
これは、サラリーマンやその家族ら約3500万人が加入する
全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)について、
2010年度から保険料率の上限をなんと!
現行の10%~12%に引き上げることを決めた。
※今国会に健康保険法改正案を提出し成立を図る。
というものであり財政悪化が原因としている。
しかし、なぜ、どの部分がネックで財政悪化になったのか等の
詳細がだれでも解るかたちで明示されている訳ではなく
ほぼ一方的に上限引き上げが行われる。
そして、ほとんどの人は気がつかない、気にしないまま
法案が成立してしまうのが、現状ではないでしょうか?
%で引き上げを表示されると具体的に理解できないので
総額での表示及び1人当たりの平均上昇額を明示すべきではと
私は考えております。
②国民健康保険料収納率最低88%
厚生労働省によると、自営業者などが加入し、
市町村が運営する国民健康保険の08年度の財政状況(速報)
を発表した。
それによると保険料の収納率は前年比2.13ポイント減の
88.35%となり、国民皆年金となった1961年度以降
最低となったと記事は伝えております。
このような現象が起きているのははやり昨今の大不況による
解雇、派遣切り、リストラ、等により、会社を退職された方が
大量に発生し、(失業中は※任意継続をしていなければ)
その方々が国民健康保険に加入する事になりますが
しかし、仕事もなく、失業保険を受給していたとしても
生活は非常に厳しく、また失業保険がない、若しくは期間が満了
しておかねが無いという方も大勢いらっしゃることと思います。
そのような事も要因となり、国民健康保険料を納めたくても
納められない状況なのかもしれません。
また、会社勤務の際には、天引きでしたのであまり気にもして
いなかった、健康保険料も実際に手元金より支払うとなると
金額も高くおもえ、また病院等に通常いかれない方ですと
とくに、払いたくないと思う気持ちになるのかもしれません。
よって、国民健康保険に加入、未加入の場合の違い、
国民健康保険料が未払いの場合に生じるデメリット等を政府と
して国民に対しわかりやすく発信する必要があると思われます。
③労働時間・給与09年最大の減少
最後に、労働時間・給与関係についてですが、
厚生労働省の発表によると(2009年全体の結果)
残業などを含む月平均の「総実労働時間」は前年比2.9%減となり、
またボーナスを含む月平均の「現金給与総額」は3.9%減となった
とされている。
いずれも現行方式で調査を始めた1990年以降で最大の減少率
だとされており、最大の原因は所定外労働時間の大幅減少だと考え
られている。
しかし、実際はどうだろうか?
各企業では実際に残業時間が減っているところもあると思われるが
実際には残業をしているけど、残業予算0だから、残業はするなと
各従業員に指示をして、サービズ残業となっている場合も多く見受け
られるのが現実ではないだろうか。
不況や企業の業績悪化を理由として会社側は残業の違法なコスト削減
を促進し労働基準法違反が増加していることが懸念される。
もし、サービス残業、(無給の早出も含む)をさせられていると
お感じの方がいらっしゃいましたが、当事務所までご相談下さい。