2010年3月16日火曜日

年金手続書類について

本日も朝から年金請求手続きについて準備しておりましたが
年金請求書の必要書類であること及び住民票コードを確認する為に
○○市役所にて「年金請求に資料する為、住民票を請求しますと」言い、申請したので
当然、住民票コードが記載されている方の住民票を印刷してくれたものと考えておりました。
ところが事務所に戻り書類を記載していると、なんと住民票コードが載っていない版の住民票が渡されており、その為、再度市役所に行き、差し替えてしてもらいました。まさに2度手間!
その場で確認しなかったのはこちらの確認不足ではありますが、
その職員は前回印鑑証明の件で行った際にも登録するだけの作業で数十分も時間を要し、できなくて、結局他の職員に変わり端末を操作、するとすぐに処理が完了したいう事があったばかりでした。

利用者からすれば、市役所の職員能力に大きく差がある場合、当然そのような能力が低い(やる気の問題?、経験不足、配置転換されたのか?)方が対応すると時間が係りますし、適正なものをもらえなかったりするので大変迷惑な話です。
もう少し、市役所内でも研修等を強化して、適正に対応できる体制づくりをして頂きたいと思います。

明日は、空白部分の年金を探せ!30年以上前の第3号被保険者期間が空白になっている方の追跡をしていく予定です。3号特例届出とうい申請をすることになりますが、その為には配偶者がその当時厚生年金に加入していた事を明確(現状はその企業が何十年も前に倒産している事例)にして、さらに第3号被保険者の当時の所得証明書の取得、も必要であり、また当該事例には複雑な事情が絡み合っておりますので非~常に困難な案件になりそうです、
しかしその空白期間を埋める事ができれば、その空白部分だけで、受給期間20年として換算した場合には100万円は楽に越える為、お客様にしては非常に大きな問題となってきます、よって非常に困難ではございますが、手続きを進めていく予定です。

現在60歳を迎える方々の年金について、調査する機会が最近は多いですが、やはり抜けている部分や未統合の部分も多々見受けられ、一般の方がご自分で請求するには、かなり無理があると思われます。

また、ご自身で書類等を記載され処理したことにより(空白部分の調査が徹底して行われない)、実はもっと多く年金がもらえたはずなのに損をしている方も大勢いらっしゃるのではと思われます。

今後は、社会保険労務士の責務として、積極的に年金請求について取り組んでいく必要があるのではないでしょうか?

もし、当事務所のブログをご覧になった方で、そのようなお困りごとがありましたが、メール等にてご相談下さい。

Webで田中社会保険 佐野新都心 と検索すれば事務所のHPが表示されます。

年金事務所での確認作業について

おはようございます
昨日は2名分の年金確認の為、年金事務所に行って参りました。
その年金事務所は月曜日は7時まで年金相談をしており、大変便利になっております。
1人目…ねんきん定期便が届かないで、内容も色々と複雑であり、年金番号も複数存在しておりました、お客様の認識では以前に年金手帳を2冊あり統合したとの事でしたが、調査してみると他にも年金番号を持っており、統合漏れが発見され、今回統合の手続きを致しました。定期便未着の理由は企業より住所変更がされていなかったとの事が原因と判明致しました。
2人目…年金定期便にて確認すると約9年間がすっぽりと抜け落ちており、お客様も過去2回調査依頼を実施しているとの事でしたが、その事実(調査依頼)を年金事務所に確認すると、「現在調査中かもしれませんね、もう少し待って下さい」との返答でしたので、①調査依頼が届いた際に連絡は来るのか②調査にどれぐらいかかりますか?のこちら側の質問に対し、①調査依頼が届いた際には連絡は一切なく、調査完了ごその結果が通知されます②通常1年~2年程度かかります。
との回答に愕然としました、①については、調査依頼の返信封筒は普通郵便であり、郵便事故が多発している中確実に届いたかどうかも疑わしい状態にも関わらず、連絡は一切ない②なぜ調査にそのような時間がかかるのか?、もし郵便事故で調査依頼が届いたいなければ、仮に2年まって、調査されていないことが判明し、また調査依頼しても再度、郵便事故等で未着の場合も考えられ、また2年も待つのでしょうか?せめて調査依頼が日本年金機構に到着した時点で1度、現在調査中です等の連絡はすべきではないでしょうか?もしくは、郵便事故等が発生しにくい(安易に捨てられない)書留等を返信封筒にするとか何か早急に対策が必要だと思われます。
結果として2人目の方は、こちらがしつこく食い下がり調査依頼したところ、旧姓にて国民年金加入記録が9年分出てきて統合されました。
なぜ、調べればその場で何とか見つけれれる、俗に言う「宙に浮いた年金」が早急に見つけられないのでしょうか?
今回も、私が年金事務所に行き調査依頼しなければ、この2人分の年金は埋もれたままだったでしょう。
また、一般の方の対応と社会保険労務士に対する対応が違うように感じられました。
最初は何も知らない感じで(一般の方として)、調査依頼をした際には、冷たい感じであしらわれておりましたが、こちらがしつこく食い下がり色々と質問してきているので、当方の社労士バッチに気がついて「社会保険労務士さんですか?」と言われ、はいと答えると、その後の対応は少し軟化して、空白部分の年金も時間をかけて調査してくれました。
本来は、一般の方こそ解らないのですから、親切丁寧に、またデーターを見れば空白部分、抜けている部分は解るわけですから、その部分を年金事務所側から相談に来れれている方に逆に質問するぐらいのサービスがあっても良いのではないでしょうか?
以前よりも数段向上はされておりますが、なお一層の努力とサービス向上に期待致します。