2010年4月22日木曜日

年金定期便について(年金記録確認方法)

こんにちは、今日は朝からずっと雨です、昨日はいい天気で気温も高かったのが嘘のようです。

さて、本日は年金定期便について記載させて頂きます。

今週も年金調査依頼を受け、数人の年金調査を実施しておりますが
その中で、一つ気になった事を記載致します。

年金定期便の「年金加入履歴」をみますと、
(空いている期間があります)と表示されている方が結構多いのですが
これは、転職をされている方、若しくは会社を退職して国民年金に加入した方等に多く見受けられます。

通常は、会社を辞めて、すぐ(1カ月以内ぐらい)にすぐ、再就職していれば
年金(厚生年金)がつながっていると思っている方が、圧倒的に多いと思います。

しかし実は、重大な見落としがあります。

それは、仮に9月16日付に退職して10月2日に再就職した場合
前職(9月16日付にて退職した会社)では8月分までの社会保険料を控除致します。
次に、再就職先(10月2日に入社した会社)では、10月分からの社会保険料を徴収します。
よって、実は9月分は国民年金に自分で加入(納付)していないと、1カ月分未納となり
年金に「空いている期間」が発生するのです。

このように、退職した月と、再就職した月が異なると、たとえその期間がほんの数日でも
空き期間が発生(国民年金を支払わないと)してしまいます。
よって、過去数回転職をされている方を調査すると、このような「空いている期間」がある場合は結構多いです。

しかし、前職9月2日付にて退職して、9月29日に再就職した場合
前職では8月分までの社会保険料を控除、再就職先では9月分からの社会保険料を徴収することになり、同月にて退職、再就職した場合には空きがなく、適正に年金期間がつながるのです。

まず、この事を頭に入れて、年金記録の確認を致しましょう。