2010年3月6日土曜日

障害者雇用の助成金、報奨金について


こんばんは、今日は午前中は一時晴れ間ものぞきましたが、その後はやはり雨で天気予報通りでした。
さて、今日は障害者の助成金について記載致します。
クライアントからのお問い合わせにて、すでに雇用している障害者の方についてなにか助成金のようなものはありますか?と質問を受けましたので、色々と調査しておりましたが、基本的には雇用する際にハローワークを通じ雇用すれば障害者初回雇用報奨金にて100万円、また同じくハローワークを通じ雇用すれば特定求職者雇用開発助成金として90万円~240万円、さらにこれにはトライヤル雇用を併用できますので、12万円が加算されます。※要件をクリアーしていれば。
しかし、残念ながら直接雇用の場合にはそのような助成金や報奨金制度はなく非常に、不公平な制度実態となっている、ハローワークを通じた雇用と、直接雇用と比較しても、企業にて障害者の方を積極的に採用している事には変わりはないのに…、制度改革が望まれます。さらに、職安に確認したところ、直接雇用になりそうでも、あえてハローワークに専用の求人を出し、当該雇用予定の方がハローワークを通じ募集してきて、(もちろん他の方も募集されば、書類選考や面接となりますが、)その人を採用するかたちにすれば、助成金や報奨金が申請できるとの事でしたので、本当に単にハローワークを通すという形のみにとらわれる制度となっていると私個人としては実感しました。
また、すでに障害者を雇用している場合にも多数の助成金はありますが、実際には設備改造や介助等の設置さらには障害者多数雇用により申請できる助成金等となっており、中小企業クラスでは実態として要件に該当するとは考えにくい制度となっております。
障害者の雇用を政府として促進していくのであれば、もっと一般企業が利用しやすい制度に改正し、広く周知することが望まれます。
基本的に各種、助成金や報奨金に対する一般企業の認知度は驚くほど低いです。

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